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豊中市長:長内繁樹氏 × 商工会議所会頭:吉村直樹氏 × Cloud Illusion:大隅直人 対談「すごいベンチャー100」の取材を受けました

【鼎談レポート】豊中から始まる“地域×起業”の未来戦略
― 豊中市長:長内繁樹氏 × 商工会議所会頭 :吉村直樹氏 × Cloud Illusion代表:大隅直人 鼎談より ―
2025年4月、豊中市にて、市長・商工会議所会頭・弊社代表による鼎談が開催されました。
テーマは「地域に根ざす起業支援と、未来を見据えた人材育成」。
行政・経済界・スタートアップ、それぞれの立場から見た課題と展望を語り合う中で、豊中市が今まさに動き出している「挑戦を応援するまちづくり」の輪郭が浮かび上がってきました。
■ 起業家100人構想と「スタートアップの街・豊中」へ
市長からは、「スタートアップ支援は“発掘”から“後押し”のフェーズへ移行していく」との方針が語られました。
今までは、駅前の空きビルや未活用地を活かしたリノベーションに加え、チャレンジ補助金や相談体制の整備など、行政の仕組みと現場のニーズをつなぐ取り組みを展開してきました。
さらに今後は、起業家を“送り出す”だけでなく、地域で事業が育ち続けるための土壌を整える――そんな長期的な視点で、まちの仕組みをデザインしていきます。
弊社が運営するToyonaka Ventureもこうした構想の一翼を担っています。今後も大阪府有数の、若手フリーランサーや経営者が集まるコミュニティとして拡大と深化を進めていきます。
■ 「点」ではなく「面」で支える地域経済
商工会議所の吉村会頭からは、ご自身の起業経験をふまえた視点で、地域経済の“循環モデル”について語られました。
「市内で立ち上げたビジネスが、市内の人やお金を動かし、次の挑戦者につながっていく。そんな循環が、これからの地域経済の鍵になる」
この言葉のとおり、地域全体で支え合いながら事業を育てる視点が、今まさに求められています。
一社一社の成長を“点”で捉えるのではなく、それらが連携し、街全体の活力へと“面”で広がっていく。
こうした持続的なエコシステムづくりが、今後の商工会議所の支援方針でもあるとのことでした。
■行 政と企業がタッグを組む時代へ
鼎談では、行政だけでは解決しきれない地域課題に、民間企業やスタートアップがどう関わっていくかが大きなテーマになりました。
たとえば、
・高齢化による空き店舗や空き地の増加
・子育て世帯に対する家事・育児サービスの不足
・教育現場の人手不足や教員の多忙化 など
こうした課題に対して、行政が「土台」を整え、企業がその上で新たな価値を創出していく。
市長は、「行政と民間が一緒に設計していく循環を、これからさらに仕掛けていきたい」と語りました。
■ 市長・会頭からの激励の言葉
鼎談の最後には、お二人から弊社への激励の言葉もいただきました。
「地域に根ざした若手起業家の先駆けとして、これまで積み重ねてこられた実績に期待しています。これからも若者や市民を巻き込み、挑戦する文化を広げていってほしい」(長内市長)
「地域を変える“挑戦者”として期待しています。自分を信じて前に進んでいってください。豊中から次の起業家が生まれる流れを、ぜひ一緒につくっていきましょう」(吉村会頭)
あたたかいエールに、あらためて身の引き締まる思いです。
■ 企業・投資家のみなさまへ
この鼎談で明確になったのは、豊中市が「起業家に選ばれるまち」を本気で目指しているということです。
起業家育成、人材教育、資金循環の基盤が三位一体で整いつつあるいま、企業・投資家の皆様と連携し、次のステージへと歩み出す準備が整いました。
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